5月度の支部勉強会

京都のあすなろ社会保険労務士事務所 堀内です。
昨日は、毎月恒例の支部勉強会に参加してきました。
主な内容は判例と、改正情報及び意見交換です。

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さて、意見交換の場では実務上での不明点などを質問して、いろんな先生方の見解が
聞けるので大変勉強になります。
特に税理士の先生が幹事をされているので、税金に関する話題は参考になります。
懸案事項については確認後、支部会で参加しているメーリングメンバーに情報が伝えら
れるので便利です。

労働保険の算定賃金に「大入袋」は含まれるかどうかや、残業夜食代を支給した場合の
課税はどうするのかといった話題が懸案事項とされていました。
結果は、「大入袋」については就業規則等に支給する事が明記されている場合、算定賃金
算入するということでした。

残業夜食代については、通達により非課税扱いですが役員の場合はどうなるかが懸案事項
となっていました。

残業夜食代を役員に支給した場合、非課税とはならないようです。
以下通達中のカッコ書きにより、残業という概念がない役員に支給するものは課税扱いという
考えのようです。

所得税基本通達

36 −24 使用者が、残業又は宿直若しくは日直をした者(その者の通常の勤務時間外に
おける勤務としてこれらの勤務を行った者に限る。)に対し、これらの勤務をすること
により支給する食事については課税しなくて差し支えない。
(昭50直法6−4、直所3−8改正)

ただし、役員本来の職務の場合は課税となるが、納期に迫られて陣頭指揮したとか、
品質トラブルで中心となって処理した等で従業員と一緒に徹夜をしたような場合でも
役員には課税されるのか?
役員でも従業員兼務的職務についた場合の夜食代は非課税となるべきではないのかと
いったような、私にとってはハイレベルな議論が勉強会では繰り広げられています。  
このように、ケースバイケースによって微妙な部分も多く、不明な点について基本的には
役所に確認して処理するようにこころがけていきたいと思います。

<今日の一言>
雑草とは何か、その美点がまだ発見されていない植物である。
                             byエマーソン